エアカットバルブでのトラブルを防止するための勘所

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エアカットバルブの適切な設置・施工方法は意外と知られていないことは多いのではないでしょうか。

「配管から漏水が起きて、現場へ行かないといけなくなった…」

「不具合が起きてしまって、新品に交換しないといけない…」

といった事態を防ぐためにも、正しい施工方法やメンテナンスを行うことで、設置後の不良やトラブルを防止することができます。

そこで今回は、エアカットバルブの施工・保全を行うにあたり、「エアカットバルブのトラブルを防止するために、何に注意するべきか」を解説いたします。

施工・保全担当者様必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

設計・施工時の注意ポイント

注意点①:配管の挿入法は適切か

ゴム製エアカットバルブをドレン管に設置する場合に、引き伸ばして設置したりすると、下記のようにひび割れが発生します。

そのため、設置の際は、配管の挿入法を遵守することが重要です。

注意点②:配管の芯ずれが起きていないか

ゴム製のエアカットバルブを伸ばして、配管の芯ずれが発生した状態で設置すると、ひび割れや破損の原因となります。

そのため、配管の挿入法を順守し、無理に設置しないことが必要です。

注意点③:配管接続量は適切か

ドレン管に対して、空調機が過度に集中すると、ドレン水が大量に流れることになり、満水に近い状態となります。エアカットバルブは満水状態での運用は想定しておりませんので、漏水の恐れがあります。

そのため、配管接続量を調整するとともに、流水量と正圧に注意して、配管設計・施工を行うことが求められます。

注意点④:必要に応じて、デフロスト排水管にベントキャップを設置する

エアカットバルブは冷凍冷蔵倉庫に設置されることが多い製品です。その冷蔵庫につながるデフロイト排水管で、サイフォン現象が発生することにより、エアカットバルブが破損することがあります。

実際に、大型冷蔵倉庫の最上階につながるデフロイト排水管に設置されたエアカットバルブが、変形・破断するといった事例も発生しています。

この原因としては、デフロイト水を下層階で散水したときに発生するサイフォン現象により、正常な状態と変形した状態が繰り返され、破損に至ったと考えられます。

上記の場合、デフロスト排水管のベントキャップ設置及び、塞がれていないか等を点検する事が重要です。ベントキャップが詰まると空気の取入れができにくくなります。

注意点⑤:接着作業は弁体を外した状態で行っているか

接着剤で配管と接続が必要な製品(エアカットバルブ オールクリア)では接着剤での接続時に押さえるポイントはいくつかあります。その中でも、弁体の固着に注意しましょう。配管へ接着する場合、接着箇所から、余剰の接着剤が流れ込み、弁体に固着する可能性があります。

そのため、適量の接着剤を使用することはもちろんのこと、弁体を外せる場合は、弁体を外した状態で接着しましょう。

>>エアカットバルブの接着方法についてはこちら

設置環境について

注意点①:設置場所及び空調ドレン管系統のある場所が不良を引き起こす環境下ではないか

設置する環境にのみならず、配管系統にある部屋の環境にも配慮することが必要です。例えば、配管を伝って、オゾンが流入し、ゴム製のエアカットバルブが劣化するといった事例も発生しています。

上記のような懸念がある場合には、設置環境に耐えうる製品を検討します。上記のようなオゾンの流入の場合には、耐オゾン性のある製品、例えば、エアカットバルブ オールクリアが最適です。

>>エアカットバルブ オールクリアはこちら

定期点検・メンテナンスについて

注意点①:定期的な点検・清掃やドレン配管の洗浄は行っているか

取り付けられているエアカットバルブ内に汚れが溜まることで、腐食・劣化を引き起こし、最終的に破損や漏水に繋がります。

配管内の流体種類によりますが、定期的な点検やドレン配管洗浄を行うことが必要です。

また、室内機に接続されているなど、接続機器によっては、空気流入量が減少しないように、定期的なフィルタ清掃も必要です。

注意点②:デフロスト運転など、霜取り対策を行っているか

熱交換器に配管が接続している場合、フィンに霜がつく場合があり、空気の吹き出し口が狭まり、ドレン管に空気が流入することがあります。

ドレン配管に空気が流入すると、下記のようにエアカットバルブが変形し、破損に繋がります。

そのため、接続機器や環境に応じて、霜取り(デフロスト)運転を実施をすることも必要です。

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